俳句鑑賞
ふるいけや かわずとびこむ みずのおと
よどんだ水を満たした古池 蛙が 跳び込んで音を立てる
音だけで想像できる世界
永遠 静寂
生き物の気配
波紋と音波
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こうのとり 火花轟音 スペースへ
Penguinchan作
宇宙空間にコウノトリを打ち上げる
静寂をやぶって
サイレントスペースへ向かう
芭蕉の句は現代につうじる永遠性が感じられる。
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外人が詠んだ句
『Skidåkaren stannar
för att lämna rum
åt snöns tystnad
The skier stops
to make room
for the silence of the snow Kaj Falkman
スキーヤーが止まる 場所を空けようとして 雪の静けさのための
カイ・ファルクマン
スキーヤー雪を聴かんと立ち止る (訳・宮下)』
ある鑑賞
他に誰も居ない、雪の静寂。音を立てていたのはスキーをしている自分だけ。止まることで雪の静寂が全てとなった。
http://www.haiku-hia.com/eisaku.html
以上(この項)ここから引用
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なるほど滑りを中止して感じる静寂 良い句だ。
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